高本采実 先生
近畿大学農学部水産学科を卒業し、在学時はサメやマグロをはじめとした魚の研究に没頭。
現在はSNSや各メディアにて釣りと共に魚の生態をはじめとした豆知識をイラストと共に発信するなど、魚の魅力と釣りの魅力を伝えるために活躍中。
食卓から釣りなど、
身近な存在のイワシ。
特にマイワシは、
水族館等でも「マイワシのトルネード」
が目玉のところもある程、
群れでいることが当たり前。
そんなマイワシ、
きちんとルールに従って群れているんですよ。
各魚体に領域があって
その領域内で以下3つのルールがあります。
①衝突回避
魚同士の距離が小さくなると遊泳速度を調整して
お互いある一定の距離まで離れるようにします。
②整列
群れ内(知覚領域内)の仲間と
遊泳速度を合わせようとします。
③結合
群れ内(知覚領域内)の仲間と
はぐれないようにするために
個体(魚)の中心(重心)へ集まろうとします。
以上3つのルールのおかげで
マイワシは大きな群れをなして
群れも色んなパターンに変形できるのです。
以上3つのルールのおかげで
マイワシは大きな群れをなして
群れも色んなパターンに変形できるのです。