高本采実 先生
近畿大学農学部水産学科を卒業し、在学時はサメやマグロをはじめとした魚の研究に没頭。
現在はSNSや各メディアにて釣りと共に魚の生態をはじめとした豆知識をイラストと共に発信するなど、魚の魅力と釣りの魅力を伝えるために活躍中。
江戸時代から灯光で集めて漁獲されているスルメイカ。
灯にともされた船へ向かって集まるスルメイカ。
船の周囲を移動しながら、
徐々に船に近づいていきます。
いよいよ一番明るいところを目掛けて集合!!
と思いきや、、、!
実は1番明るいところにはすぐに明順応しきれず、
船底下陰影部に入っていくのです。
さぁいよいよ釣られるぞ!
という直前。
船の前後左右に集まるイカの比率(数)は
前:後:右:左=2.5:2:1:1
明るすぎる左舷右舷よりも、
船前後の方が集まりやすかったりするのです。