D.Y.F.Cオンラインアカデミー 4コマ水産学
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4コマ水産学

高本 采実

高本采実 先生

近畿大学農学部水産学科を卒業し、在学時はサメやマグロをはじめとした魚の研究に没頭。
現在はSNSや各メディアにて釣りと共に魚の生態をはじめとした豆知識をイラストと共に発信するなど、魚の魅力と釣りの魅力を伝えるために活躍中。

4コマ水産学「オオクチバス」編

  • オオクチバス
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  • オオクチバス

来月釣りに行くターゲット"オオクチバス"

◆日本での歴史
北アメリカ南東部原産のオオクチバス
元々は日本に生息していませんでしたが
1925年、神奈川県芦ノ湖へ移植され
そこから様々な要因により今では日本全国へ分布しました。

繁殖能力が高いだけでなく魚食性が強いこともあり、
残念ながら一部では日本在来種の生態系が乱れてしまいました。
それにより現在では、釣り人によるバス駆除も行われるようになっています。

◆食性
体サイズの小さい時期は動物プランクトン、
体サイズが大きくなるにつれ、
水生昆虫・甲殻類、そして魚類を食べるようになります。

本研究で、エサへの食いつきを釣りにより調べたところ
生きたウグイ:61.1%
生きたスジエビ:20.6%
ワーム(カラー:ピンク):12.7%
生きたミミズ:5.6%
という結果になりました。

このことからも魚食性の強さが伺えます。

◆個体差
人間にも性格など異なるように、
魚類にも個体差があります。

オオクチバスの場合、
本研究では下記の通りに分類されました(期間中)
・注意深い個体:12.3% (1回も釣られない)
・学習する個体:15.4% (1回のみ釣られた)
・釣られやすい個体:24.6% (複数回釣られた)
・その他

このデータを参考に、
思考してバス釣りするのも楽しいかもですね。

<参考文献>
Osamu Katano(2009),Individual differences in catchability of largemouth bass Micropterus salmoides by fishing in an experimental pond,Nippon Suisan Gakkaishi,75(3),425-431

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